-Pitymanを初演作から見つめ続けている田口遥佳。
多くの客演とPitymanの超多忙な制作をこなし、満を持して
今作「ハミング イン ウォーター」で初のPityman作品出演となる。
落ち着きと、可愛らしさを兼ね備えた姉さん女房的存在である。-
恋人ハル役の芝原弘さんからの質問『千葉のいいところを教えてください』
田口遥佳【以下 遥】:山あり、海あり、牧場があります。
芝原弘【以下 芝】:じゃあ北海道でいいじゃん。
藤田りんご【以下 り】:山あるんですか?
遥:あるよ。成田山、あと新勝寺、エアポートと、それからディズニーランドがあるよ。
芝:東京ディズニーランドね。
遥:むかつく(笑)いちご狩りもできるし、梨もあるよ。
芝:はいはい。
遥:くそー!(笑)
り:おお!目の前で本番さながらの掛け合い(痴話喧嘩)が繰り広げられています。
芝:(笑)
り:今度みんなでいちご狩りに行きましょう。
ハミングは大きな公演としては3回目になりますが、田口さんの目から見てどういうふうに変化していきましたか?
遥:最初は忙しくて作品をただ観ることで精一杯でした。
次に関わることになったときは3兄妹にまた会えるということが嬉しかったです。
その稽古中に今回の旅公演の話が出て、私は自然と”見届けなくちゃ”、”私が一緒に行かなくちゃいけない”と思いました。
り:その旅公演に今回はキャスト出演することになりましたね。
明日の大阪公演で旅公演は終了となりますが、出演していかがですか?
遥:もっとやりたい、という感じです。
自分はまだ足りないところがあって、やればやるほど何か見つかるんじゃないかと思い続けています。
稽古の時間以外でつくられた空気や関係もあるので、3兄妹の中に違った視点から入っていくようにしましたが、
お嫁に入るくらいの気持ちで作品に参加しています。
り:千秋楽まで、どうかよろしくお願いします。
ではガラッと変えて、好きな食べ物をお願いします。
遥:梅干し、納豆、オムライスです。
り:(笑)なんかエピソードがあるんですか?
遥:梅干しはおばあちゃんの思い出。納豆は体が欲するもの。
オムライスは普通に好きですが、白い卵のオムライスをバイト先で食べて以来、ますます好きになった気がします。
り:大切にしてる言葉、好きな言葉はありますか?
遥:『能天気』『適当にしっかり』でも忙しすぎてそんなこと言ってる場合じゃないです。
り:わかります!今まで生きてきて印象的だった男の人の言葉や仕草を教えてください。
遥:横顔かな?夢について語っている時の。
私に話しかけているようでいて、遠くを見ているようなキラキラした顔が忘れられません。
り:横顔…きゅんとします。深夜の3時半にありがとうございました。
次回は私のインタビューをよろしくお願いします!
-舞台に対する情熱と野望を秘めている田口遥佳。
冷静さと情熱を注ぐ目を持ち、作品に裸で飛び込んで行こうとする姿勢を忘れない。
彼女が見つめ続けるPitymanと、今後も彼女が支えつくりだす舞台から目が離せない。-
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